日替わりメニューではないのですが、本日は当店の人気メニュー「河童の手土産」のお話を。
メニュー表の中でひとつだけ妙に目を引くネーミングの「河童の手土産」、正体は単なるキュウリの浅漬けです。
いくらお酒も出すお店だからって、このアンティーク調のロマンチックなカフェになぜ?って思われますよね?
実は「河童の手土産」には、こんな誕生秘話があるのでございます。
スウィートトリップ(トリオンプの前身である女性専用カフェ)時代、二日間限定のイベント用にサンドイッチを作ったことがありました。
イベント終了後、野菜サンドにはさんでいたキュウリが大量に余ってしまい、通常メニューでは使い道がないので、仕方なく、まかないで食べることに。
キッチンにある調味料を適当に組み合わせて漬けたキュウリを、若い子はこういうの食べないかしら?などと思いつつ、店員の女の子たちに出しました。
するとこれが意外にも大好評。
「美味しい!」「もっと作って!」「作りかた教えてください!」
尋ねられて、さっき作った要領を思い出しながらレシピを口伝え(この時訊かれていなければ、レシピは忘れ去られ、幻のまかない食で終わっていたことでしょう)。
あげくには、「お姉さま(お客様)たちにもおすそわけしましょう」、と彼女たちに薦められるままに客席へ。
それ以来「キュウリの浅漬け」はご常連様の間であっという間に口コミで広まり、裏メニューとして定着し、「今日はキュウリないわよ」と言うと不満の声が上がるほどになりました。
あまったキュウリを処分するという本来の目的はどこへやら、気がつけば新しいキュウリを買い続ける日々です。こうなったら、もはや裏メニューである必要がないのでは?
しかし、このお店のメニュー表に「キュウリの浅漬け」って書くのはいかがなものでしょう。
で、「河童の手土産」とかわいらしく(?)改名されると共に、キュウリの浅漬けは見事レギュラー入りを果たしたのでした。
お酒のおつまみにはもちろん、お紅茶やコーヒーにも合うらしい(お客様談)「河童の手土産」、一度食べたらクセになること間違いなしです。
キュウリ嫌いでなければ、ぜひお試しくださいませ。
メニュー表の中でひとつだけ妙に目を引くネーミングの「河童の手土産」、正体は単なるキュウリの浅漬けです。
いくらお酒も出すお店だからって、このアンティーク調のロマンチックなカフェになぜ?って思われますよね?
実は「河童の手土産」には、こんな誕生秘話があるのでございます。
スウィートトリップ(トリオンプの前身である女性専用カフェ)時代、二日間限定のイベント用にサンドイッチを作ったことがありました。
イベント終了後、野菜サンドにはさんでいたキュウリが大量に余ってしまい、通常メニューでは使い道がないので、仕方なく、まかないで食べることに。
キッチンにある調味料を適当に組み合わせて漬けたキュウリを、若い子はこういうの食べないかしら?などと思いつつ、店員の女の子たちに出しました。
するとこれが意外にも大好評。
「美味しい!」「もっと作って!」「作りかた教えてください!」
尋ねられて、さっき作った要領を思い出しながらレシピを口伝え(この時訊かれていなければ、レシピは忘れ去られ、幻のまかない食で終わっていたことでしょう)。
あげくには、「お姉さま(お客様)たちにもおすそわけしましょう」、と彼女たちに薦められるままに客席へ。
それ以来「キュウリの浅漬け」はご常連様の間であっという間に口コミで広まり、裏メニューとして定着し、「今日はキュウリないわよ」と言うと不満の声が上がるほどになりました。
あまったキュウリを処分するという本来の目的はどこへやら、気がつけば新しいキュウリを買い続ける日々です。こうなったら、もはや裏メニューである必要がないのでは?
しかし、このお店のメニュー表に「キュウリの浅漬け」って書くのはいかがなものでしょう。
で、「河童の手土産」とかわいらしく(?)改名されると共に、キュウリの浅漬けは見事レギュラー入りを果たしたのでした。
お酒のおつまみにはもちろん、お紅茶やコーヒーにも合うらしい(お客様談)「河童の手土産」、一度食べたらクセになること間違いなしです。
キュウリ嫌いでなければ、ぜひお試しくださいませ。
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